立 場 請求する側依頼者 女 配偶者(有)子ども(有)離婚しない 相手方 女 配偶者(有)子ども(有)離婚しない .....
弁護士会照会を利用して住所を特定し、不倫相手に慰謝料請求をした事例
依頼者 20代 男性 会社員
相手方 30代 妻の不倫相手 会社員
争点 不貞相手への慰謝料請求
経緯
妻の不倫が発覚し、不倫相手に慰謝料請求をしました。依頼者の意向により、250万円の慰謝料請求をしました。
当事務所の活動
ご依頼を受け、妻の不倫相手に対して内容証明郵便を送付して慰謝料請求をすることになりましたが、ご依頼いただいた時点では相手方の住所が判明していませんでした。このため、弁護士会の照会制度を利用し、相手方の車のナンバーから住所を特定することができました。
ただ、相手方も妻帯者で、当時相手方は妻と別居をしていたため、特定した住所に相手方が住んでいない可能性もありました。
このため、依頼者が直接確認をしに行ったところ、相手方がたまたま通りかかり、特定した住所の近隣のマンションに入っていく姿を目撃しました。そのマンションを特定して相手方の現在居住している住所を割り出すことができ、弁護士から内容証明郵便を送付して請求したところ、相手方から慰謝料の支払いを受け取ることができました。
解決のポイント
ご依頼時には、相手方の住所がわかりませんでしたが、車のナンバーによる住所の特定を行い、それがきっかけで最終的に相手方の住所の特定に至りました。
慰謝料請求をする際に、相手方の正確な住所がわからなくとも、車のナンバー、携帯電話の番号などを抑えておくことで、弁護士会照会を活用し、相手方の住所を特定できることがあります。
弁護士法人法律事務所瀬合パートナーズ
最新記事 by 弁護士法人法律事務所瀬合パートナーズ (全て見る)
- 慰謝料や養育費の支払いを安心して守らせる方法はないのでしょうか? - 2016年7月9日
- 慰謝料や養育費、財産分与に税金は掛かりますでしょうか?(税金) - 2016年7月9日
- 離婚とともに慰謝料を請求したいと思いますが、慰謝料に消滅時効はありますか? - 2016年6月16日
解決事例の最新記事
- 多数の周辺証拠により不貞行為が認められて和解した事例
- 行為の有無を判断するまでもなく、既婚者であることの認識があったと認められず相手方からの慰謝料請求が認められなかった事例
- 婚姻期間中の不貞行為を否定していた配偶者から、離婚慰謝料150万円の支払いを受けた事例
- 公正証書を作成して解決した事例
- 離婚はしていないものの、求償権放棄を前提とせずに合意できた事例
- 慰謝料請求を無視した相手方に訴えを提起し、裁判所案で和解した事例
- 連絡がつきづらい相手方と交渉を行い、訴訟を回避して公正証書の作成に至った事案
- 離婚に至っていない状況で慰謝料額150万円の一括払いで合意できた事例
- 一方が不貞を認めたことのある事例
- 慰謝料請求事件
不貞慰謝料請求に関する解決事例
プライバシー等の保護のため,事案の概要等は事案の趣旨を損なわない範囲で変更していることがあります